わが子たちは季節の変わり目に合わせて
ホルモンや自律神経のバランスを調整しています。
秋に向かっている今は、冬の終わりから夏にかけて
放出してきたエネルギーを内向きにシフトしていく時期です。
実りの秋といわれるように、
自然界は熟して安定することから、
漢方では秋を「容平ようへい=収穫の意」と表します。
身体に置き換えると成長や進化を一旦止めて
調整をはかるという意味なのだそうです。
冬になれば次にいつ食べられるかわからず、
暖をとる方法もない厳しい季節に備えて
エネルギーを備蓄する必要があったのでしょう。
わが子たちには食べられない危機感はないでしょうが、
自然とともに生きている身体の仕組みは同じ。
これまで以上に無理をしないで、
心身を落ち着かせることに集中しても良いように思います。
実は「秋に心身を落ち着かせること」は
腸の働きに紐づけられます。
腸内細菌は幸せホルモンのセロトニンを作って脳に届けていますが、
秋冬の日光はこのセロトニンの生産量に関わっており、
日が短くなることで作られるセロトニン自体が減るのです。
ですから、太陽の光が少なくなる分減ってしまうセロトニンを、My善玉菌で作って
あげられるように一層の腸活に励みましょう。
これから冬が近づくにつれ、
日向ぼっこが増えていくことと思います。
なんとなく元氣がなく、
遊ぶ時間より寝ている時間が増えたように感じるのは、
調子が悪いのではなく季節にシンクロしているのですね。
自然に寄り添う身体の智慧には驚かされることばかりです。
#からだとこころは常に自然と共にあり
#健康でいられるか否かは
#自然の影響を受ける腸が決めています