季節外れの陽気が続き、体調を崩して元に戻れない子たちがどんどん増えてきています。
体調を崩すと、まず消化機能が低下します。
✔︎ごはんを吐き戻していませんか?
✔︎黄色い胃液を続けて吐いていませんか?
✔︎ご飯を食べたがらず食が細くなっていませんか?
普段は難なく胃で溶かし、
腸で栄養を吸収して便を作る「入れて処理して出す」(身体は精密な工場です)
作業に支障が出ている状態なのです。
だから、無理に「健康を生産」するのではなく
「メンテナンス」を意識しましょう。
作業をストップして、油をさしたり部品を交換してみるのです。
機械を休ませてみましょう。
水分多めで形のない消化しやすい「回復食」をあげましょう。
スープ類や絶食も視野に入れていいと思います。
入るものが負担になっているのですから、
そこを見直すだけで元に戻りやすくなります。
それに伴い、嘔吐、下痢や粘膜便も治まってくるはずです。
薬を使うにしても、これらのことを試みてから判断されても遅くはないと思います。
そして、湿疹が出たり目やにが出たり、
耳が汚れたり痒みがあったりの皮膚トラブル。
これも、大元は腸力の低下です。
食べたものをうまく処理できないのになんとか食べさせている状態では、
身体にうまく反映させられず、老廃物や余剰物になります。
それをどこかから何かの形で出す方法のひとつが
「皮膚を通して出す」ことであり、皮膚が腸の鏡と言われる所以です。
また、身体の至るところに棲みつく常在菌たちは全て連動しています。
腸内の状態が悪くなれば、皮膚や粘膜系の菌も悪玉が活動し始め、
痒みや炎症の元となります。
これらは腸が元に戻るにつれて良くなっていくものですが、
殺菌シャンプーや消毒をあまりにし過ぎると、
常在菌バリアを破壊してしまって元に戻りにくくなることもあります。
乳酸菌生産物質をお持ちであれば、
かけたり塗ったりしながら菌を殺さずに調和させてあげてください。
あまりに辛く、薬を使う時はもちろん増し増しです。
薬効以外の不要な化学物質をさっさと排出してもらいましょう。
頑張って出そう。
自分で治そう。
元氣になろう。
と必死に頑張っているわが子を撫でて、褒めて褒めて褒めまくってください。
お母さんの手の温もりと笑顔とエールは何よりの薬なんです。