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腸のおはなし

2020.08.25

わが子の「夏バテ」を菌活で乗り切るおはなし

梅雨の豪雨や長雨から一転、身体が悲鳴をあげてしまいそうな猛暑が続いています。

汗をかいて体温調節をすることができないわが子たちは、
環境変化についていこうと健気に頑張っていることでしょう。

そんなわが子の「夏バテ」は、
自律神経のバランスを崩して腸内細菌の働きが弱まり、
免疫力が低下してしまうことで起こります。

気温とともに上がろうとする体温を下げるには、
血管を広げて呼吸を増やし、体温を一定に保つ副交感神経の働きが必要です。

しかし、自力で保てるレベルより暑さが激しいと、身体への負担が大きくなります。

それが長引くと、体内に熱を溜め込んで外に放出できなくなり、
体調を崩してしまうというわけです。

このとき同時に腸内細菌の働きも弱まり、消化機能全般が低下します。

◯胸焼けして胃液を吐いたり未消化のものを吐き戻す。

◯食欲が落ちたり、食べても吸収しきれず軟便や下痢になることが増え、
お腹がモヤモヤして元氣もなくなってしまいます。

さらに腸内細菌の働きを弱らせ悪玉菌が増えるのは、

◯高タンパクや高脂肪に偏ったご飯を食べている。
(タンパク質は大事ですが、偏ると悪玉菌が増えます)

◯冷房の効いたお部屋で身体が冷える。

◯不調な時は抗生剤やステロイドに頼る。

こんな生活習慣です。

悪玉菌増殖習慣を変えるには、

◯添加物を使った食品はなるべく身体に入れない。

◯醗酵食を食べさせてあげる。

◯機能性食品を摂り入れる。

◯善玉菌のお弁当「オリゴ糖や食物繊維」を摂る。

と、「食」を中心に取り組むのが有効です。

手作りでないといけないことはありません。
フードがメインの子でもトッピングしてあげるだけで、
善玉菌が俄然やる気を出してくれるはずです。

あとは血行促進です。

血行が良くなれば、栄養や酸素が細胞のひとつひとつに行き渡り、
免疫細胞の働きも活発になるため、異物やストレスに対して素早く反応できるのです。

涼しい時間帯のお散歩や入浴(無理なら手足浴だけでもOK)で血行を促進し、
副交感神経を高めてあげてください。

もちろん血液をサラサラにする善玉菌を育てることは基本中の基本です。

身体に負担をかける悪玉菌には大人しくしてもらい、
健康を保つために頑張ってくれる善玉菌を増やして夏バテを防ぎましょう。
その善玉菌が「うちの子専用の善玉菌」なら申し分ありません。

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