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腸のおはなし

2020.02.25

数値と症状は「お母さん、もっともっと生きたいよ!」のサインのおはなし

大切なわが子の様々な不具合と症状は、見ているのも辛いものです。

そこに加えて、たまたま受けた血液検査で数値が悪いともなれば、お母さんは気が気ではないことでしょう。

原因は何かとネットを調べ、何をあげればわが子が良くなるか、情報を得ようと一生懸命になります。

まるで「その悪い部分さえ数値を元に戻せば、うちの子は問題なく健康なんだ」と思われているかのようです。

てすが、人も動物も、身体のどこか一つの臓器あるいは一部分だけが悪くその他は全く健康体である。ということはありません。身体は一つに繋がっています。だから、何かの数値に現れた時は身体全体が不調になり始めています。

数値や症状は、わが子からの「お母さん、身体がおかしくなり始めているよ!もっと生きていたいよ!」というメッセージであり、気づいてもらうためのサインであることを知ってください。

では、なぜ、身体が全て繋がっていて、一つが悪いだけではないと言えるのでしょう。それは「血液」が鍵を握っています。

血液は、酸素と栄養を配送して身体の隅々まで届け、その入れ替わりに老廃物を回収しています。

その血液がドロドロになり流れが悪くなると、細胞の一つ一つに酸素と栄養が送られず、老廃物の回収能力も弱まります。それが免疫力の低下に繋がり全身に悪影響を及ぼすことで、その時弱っている臓器の数値が悪くなるのです。ドロドロになるのは腸内細菌のバランスが悪玉菌優勢になるからです。

ここでの最優先事項は、血液を浄化して免疫力を取り戻すことです。そのためにすぐに取り組むべきことは腸内環境の改善です。

腸内細菌のバランスが善玉菌優勢になれば、食べたものの栄養を吸収し、健やかに生きるための生理活性物質を血液中に送り出すことができます。

そうすれば、サラサラとふんだんに流れる上質な血液になり、全身にしっかり酸素と栄養を届けます。そして、入れ替わりに病気の元である、老廃物を速やかに回収して戻ってくれるのです。

さらに、良い血液は強力な免疫細胞を作ります。

免疫細胞は、造血幹細胞から作られる血液の細胞です。そして、血液細胞ですから、稼働する時は血液やリンパ液 の流れに乗って移動、活動するからです。

腸が悪玉菌優勢になって毒素を放出したドロドロの血液では、上の働きができなくなることは一目瞭然です。

悪いといわれた臓器のことだけに意識を向けず「その子の善玉菌」を増やすこと。
それがわが子からの「もっと生きたいよ!」のサインに応えて健康を取り戻す方法ではないでしょうか。

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