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腸のおはなし

2020.07.22

わが子の免疫リズムを知って心を強くするおはなし

皆さんは、わが子がどんな時に体調を崩すのか(免疫が下がるのか)、
そして、不具合が出始めたら何日くらいで元に戻るのかを
把握できているでしょうか。

✔︎軟便や下痢などのお腹トラブル
✔︎痒みや湿疹などの皮膚トラブル
✔︎涙や目やに、耳だれ
✔︎どこかが痛むなど

不具合はだいたい、同じところに現れます。

そのきっかけは
✔︎気象の変動やお出かけの疲れで自律神経のバランスを崩す
✔︎食べ物が処理しきれず負担がかかる
✔︎化学物質の投与で腸内環境が悪化する

などの様々な要因が複雑に絡み合っていますが、
どれも「身体の揺れ」ですから、必ず元に戻るものです。

お薬に頼らず戻そうとすると、
一般的な目安は早い子で1日〜3日、
それ以上なら10日前後かかりますが、
長引いた場合、治りきるまで待つお母さんは少ないと思います。

何かが出ること=病気かもしれない=止めなければならない
あるいは、長引くのはかわいそう。
という意識があるからでしょう。

それでやむなく、抗生剤などを飲ませているのではないでしょうか。

突発的なケガやウイルス・細菌に侵されたのでない限り、
身体の穴から出てきたもの=溜まっていた老廃物(体内ゴミ)
というお話をしてきました。

不具合が多ければ多いほど、
次から次へと連鎖的に増えて長引くほど、
その子の血液には老廃物が溜まり、
腸内環境は悪玉菌優位になっていると言えるのです。

どんな不具合であれ長引くことが多い子は、
「一旦調子を崩すと、◯◯日くらいはかかる」ことを踏まえ、
強い善玉菌を育てて、日頃からゴミを出せる身体作りが必要です。

抗生剤の話に戻りますが、
抗生剤で止めることは、ゴミを体内に戻すことになります。

抗生剤はゴミを焼却してはくれません。
体内に戻され、くすぶっているうちに
「やっぱり出したいよ!元氣になりたいよ!」と再び出し始めます。

これが「抗生剤を飲んで良くなったと思ったけれどまたぶり返しました。」の理由です。

そんな流れを覚えておいて、
ひどい時は一時的にお薬を使い、あとは食養生と休息、
睡眠を確保すれば日にち薬で戻ります。

免疫が下がるタイミング、戻る過程で起こる不具合、
戻るまでかかる日数は一人一人違います。
なぜならそこを動かす腸内環境が違うからです。

わが子の免疫リズムを把握しておき、
わが子レベルのごはんと休ませ方を確立できれば、
お薬に頼ることは本当に減ると思います。

菌活を続けられているお母さんたちは、それがわかるようになります。

ものを言えないわが子と菌がタッグを組んで、
お母さんにテレパシーを送っているのだと思います。

菌活を始めたばかりでご不安なお母さんも、必ずそうなります。
だから安心して菌活ライフを楽しんでみてください。

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