梅雨に入ってからというもの、様々な反応(不具合)を出す子が多くなっています。
多岐に渡る不具合は
嘔吐・下痢→
胃液や腸液、膵液を出して有毒物質を薄める反応
粘膜便→
大腸に悪玉菌が増えた時、便と共に古い腸管の膜を排出する反応
食欲不振→
一時的に吸収を止めて、新たな老廃物を作らないようにする反応
血便・血尿→
痛みや滞りの元となる、ドロドロ血液を排出する反応
発疹・できもの→
皮膚を通して、有毒物質を身体の表面に押し出す反応
炎症・発熱→
わざと細菌を取り込んで、老廃物を燃やす反応
読んだだけで気が滅入るかもしれませんが、反応をみてください。
どれもこれも身体の外に悪いものを出していますね。
症状を検索すれば、「〇〇の病気の可能性がある」と羅列していて
当然、不安に思われると思います。
しかし、冷静に考えれば、
病気にならないために頑張って排出している証拠であることもよくわかります。
これらはわが子の血液に溜まる老廃物を、尿や便、
あるいは呼吸や唾液で処理しきれなくなったものですが、
問題なのは、この時点で血液が汚れ、腸には悪玉菌が増えている状態だということです。
ここで何とかしてあげたいと思うあまりフードを変えたり、
食べたことのない食材を与えたり、新たな(化学物質の)サプリを摂り入れたりと、
身体に入れることばかりに意識を向け過ぎるのは得策ではありません。
習慣という言葉があるように、身体は
「ある時間になったら、一定のものがこれくらい入ってくる」
ことを想定して準備しています。
そもそも、体内で処理する機能や免疫が低下して不具合が起きているわけですから、
この時は順応力も低下しています。
そうなると、新たなものに対応する負担を増やす可能性もあり、
不具合から本当の病気に繋がる恐れもあると考えられるのです。
愛するわが子の体内にあったものが、巡り巡って燃やしきれないゴミになったのであれば、
そのゴミの元になっている今の生活習慣を見直してはいかがでしょう。
今起きている不具合に必要な間だけお薬を使いながら、
✔︎わが子に合った食材で適度な量を食べさせてあげること
✔︎深部体温を上げて質の良い睡眠をとること
✔︎その子の免疫レベルとリズムを把握すること
✔︎ご家族さまとの触れ合いで幸せホルモンを作りやすくすること
✔︎できる限りストレスを取り除くこと
これら、老廃物をスムーズに排出できる身体作りをしていくと、
免疫機能を低下させない習慣が出来て、大きな揺れも回避できます。
わが子の菌を育てて守ってもらうため、根気よく善玉菌を補いましょう。