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腸のおはなし

2020.05.13

排出されるものの多くは病原菌ではなく血液に溜まった老廃物のおはなし

今日は排毒の元になる血液の汚れについてのお話です。

口から入る食べ物は、様々な有効成分となり血液に吸収されます。
血液は、身体の隅々までその栄養と水と酸素を届け、その帰りには、代謝後にできた老廃物を回収して体外に排泄しています。

主な老廃物として、
腸(肛門)→便
腎臓(膀胱)→尿
肺→呼吸
皮膚→皮脂
口内→唾液
目→涙、目やに
鼻→鼻汁
耳→耳だれ
などがあります。

これらは、
✔︎食べ過ぎ、動物性食品の摂りすぎで腸が生産した有毒物質
✔︎消化しきれずに溜まった代謝産物
✔︎薬、残留農薬、添加物などの有害物質
などです。

ここで知っていただきたいのは、
●出すもののほとんどは、病原菌が原因ではなく自身の血液の中にある老廃物であるということ。
●老廃物を出すのは、健康になるため治癒力を使っているということ。
●それを出し切れないとゴミが溜まり、血液は汚れるということ。です。

そうなると、ゴミだらけの濁った川が流れるように、汚れた血液はゴミを連れてあっちにぶつかったり時には流れを止めたりしながら体内を巡ります。どんなにいい食べ物をあげていても、栄養とセットで老廃物を届けているとしたら…どの器官に不具合が生じてもおかしくはありません。

ネバネバの目やにで出そうと、凄まじいにおいの下痢だろうと、わが子は出すことで病気を防ごうとしています。

それを「どうしたの?どこかが悪くなったの?」とすぐさま止めにかかることは、治癒力を後押しするどころか、健康でいようとするその足を引っ張ることにもなりかねません。

外から見れば辛そうで、お母さんはいても立ってもいられないと思いますが、実際には出れば出るほどスッキリします。悪いものが出ていくのですから当然ですね。しかし、それを平気な顔で見ていられないのもまた当然です。

この行き違いを防ぐのが、日頃から老廃物が溜まりにくい(できるだけスムーズに排出できる)身体を作ることなのです。

そのためには、腸が善玉菌「〇〇ちゃん菌」優位になることが必要です。

そうすれば、
✔︎腸は有害物質ではなく活性物質を作りサラサラ血液にする
(とはいえ食べ過ぎ、動物性食品の摂り過ぎは善玉菌を減らす要因になります)
✔︎消化吸収力が高まり、効率よく代謝できる
✔︎有害物質を腸で解毒できる
ようになります。

ゴミをなくすことはできませんが、少なくとも減らして処理しやすい身体になることは一目瞭然ですね。

毎日の育菌が血液を汚しにくい身体を作ります。

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