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腸のおはなし

2020.04.16

殺菌・消毒後の善玉菌リカバリーで身を守るおはなし

コロナウイルスに世界が脅かされる今、アルコール殺菌・消毒剤を多くの人が日々持ち歩き、手洗いの代わりに頻繁に使っています。

これらの抗菌製品の成分、アルコールやエチルアルコール、イソプロピルアルコールなどが広く普及し頻回に使われると、手指から体内に吸収されます。

それは、抗生物質の効かないスーパー細菌「耐性菌」を生み出す可能性があるようです。

本来の感染防止は、
普通の石鹸と水で手を洗うことであり、石鹸と水が使えない時に、
アルコール分を60%以上含む手指用殺菌剤を使うのが効果的だと
されています。

しかし、こうしてコロナ感染が拡大すると、手洗いだけで充分だとは思えず、抗菌・除菌製品と書いてあるものが効きそうに思えて、あらゆる除菌をしてしまいたくなりますね。

シュッとかけて拭けば良いのですから便利ですが、感染を恐れるあまり使いすぎると後々耐性菌を増やします。

その結果、感染しやすい身体になり、抗生剤が効かない不治の病を作り出すことに繋がります。

そうならないために、乳酸菌生産物質を活用してください。

ここ数日「うちの子も家族も乳酸菌生産物質で腸活をしていますが、ウイルス対策にも有効ですか?」との
お問い合わせが増えています。

もちろん有効ですし、なくてはならないものだと思います。

【乳酸菌生産物質を使ったウイルス対策のポイント】
◯手洗いもしくは消毒・除菌をした
後で、乳酸菌生産物質を手にスプレー
してください。

化学物質で失われた、よい菌を補って
おくのです。

上の成分は、動物実験でホルモンの働きを阻害することが指摘されています。

乳酸菌生産物質をかけた手でわが子を触ってあげれば、大切なバリアの被毛や皮膚を化学物質で侵さずに、ふれあうことができます。

被毛にも、こまめにスプレーすると良いと思います。

◯乳酸菌生産物質をつけた手で、お顔を触っておいてください。
わが子が舐めても安心です。

◯お口の中も善玉菌でフルカバーしましょう。

ほとんどのウイルスが口から入ります。
天然塩でうがいを
した後、口にスプレーして歯茎に乳酸菌生産物質を塗りましょう。

また、マスクの内側には乳酸菌生産物質をスプレーしたガーゼを当てると二重防衛できます。

わが子にもたっぷりかけて、お口の内側に塗るか、舐めさせてあげてください。

もしも乳酸菌生産物質を嫌がったなら、その時は唾液の質が低下して分泌が減っています。

唾液は、食べかすを洗い流すだけではなく、ばい菌を排除する働きがある大切なものです。

お母さんの手のひらに出すだけで唾液は分泌されるので、根気よく続けていれば、嫌がらず口にできるようになります。

このように、化学物質を使ったあとは善玉菌のカバー をかけるイメージで、何度でもかけて塗りましょう。

どの消毒剤ならいいのか?を迷うより、消毒したら必ず乳酸菌生産物質をかけておく習慣にすれば、簡単で
わかりやすく、しかも安全です。

人も動物も、一皮むけば細菌だらけの身体です。菌がいないところで生きることはできません。

こんなご時世だからこそ、菌と共生しながら身を守ることが、ゆくゆくの健康に繋がることは明白です。

しかも、自分だけの乳酸菌を増やすことができたなら、それは最強の予防になると考えます。

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