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腸のおはなし

2020.03.10

毎日の育菌がウィルスに負けない免疫力を育てるおはなし

新型コロナウイルスによる肺炎の感染が広がる中「コロナはペットもかかるんですか?」とのご質問が多いです。

理論上は人からペットに感染する可能性はゼロではないようです。が、何よりご家族さまがウィルス感染(コロナでなくても)すると、わが子も辛さを共有してしまうため氣の流れが滞り、当然免疫力も下がります。

先日TVで「ウイルスの感染経路は、飛沫感染または接触感染が主体とされているのでマスクを着用し手洗いやうがい、触るものの消毒などをこまめにしましょう。」

加えてゲストの方は「免疫力を上げるには腸内環境が大事。乳酸菌をとりましょう!」とコメントしていました。

免疫力が高いとウイルスに感染する確率は限りなく低く、もしかかっても重篤にならずに済むのですから、ぜひとも免疫力アップを図りたいところです。

さて、外から入ってくるウイルスに真っ先に反応するのは粘膜免疫です。皮膚そのもの、あるいは鼻水や涙、唾液などを出して細菌やウイルスを洗い流してくれるのです。これを物理的バリアといいます。

化学物質で身の回りのものを消毒すれば清潔にはなりますが、使うものによっては強い味方の良い菌も殺されてしまい、時にはわが子の抵抗力を奪うこともあります。

ウイルス対策の観点からも、この物理的バリアの働きを乳酸菌生産物質で維持向上させてはいかがでしょうか。

乳酸菌生産物質は多岐にわたる使い方が可能です。
お薬ではないので、なにかを治すとか改善するとかをお約束できるものではありませんが、私の愛犬も「菌には菌」の方法で、乳酸菌生産物質に身体を守ってもらっています。
わが子が嫌がらずにさせてくれる範囲でトライしてみてください。

乳酸菌生産物質を
✔︎ご飯やお水などにかけます。
✔︎皮膚(お顔周りも)につけます。
✔︎歯みがきや歯茎マッサージをします。
✔︎ブラッシングをします。
✔︎肉球や泌尿器、肛門にもつけます。
✔︎入浴時に入れます。

こんな風に、生活の中で常に乳酸菌生産物質と触れ合っています。外と身体を繋いでいる穴という穴に使い、常在菌バランスを整えながら物理的バリアの維持を図ります。

またご家族さまも育菌されることをおすすめします。
✔︎口内に(喉スプレーするように)直接シュシュッとスプレーし、食べ物飲み物にも常に入れます。

✔︎うがいした後にも必ずスプレーしています。乳酸菌生産物質が細胞や粘膜に働きかけ、代謝を高めたり粘膜を強化します。

✔︎マスクの内側にスプレーし、さらにスプレーしたガーゼを重ねます。
マスクをするとウイルスの侵入を防ぎ、湿度が上って粘膜機能が低下しにくくなります。乳酸菌生産物質のカバーをかけることで二次防衛ができます。

✔︎顔周りや手につけます(ローションやクリームのように使う)手を洗った後でも洗わない時でも大丈夫です。

✔︎歯を磨き、歯茎マッサージをします。

✔︎入浴時にも入れています。

これらをその日の気分、体調、気候に合わせて使うようにしています。

また、外からの育菌と同時に免疫力を司る腸を整えることは必須です。
ウイルス対策に効果的なのは、色の濃い野菜を摂ることです。

濃い色の野菜は抗酸化作用のあるビタミンE、C、ポリフェノール、ミネラル類、カロテノイドが含まれ、老化や錆びの原因となる活性酸素を抑えます。

水溶性食物繊維と一緒に摂ることで、炎症を鎮めるTレグ細胞も生産されて、免疫を上げる弾みがつくと思います。

免疫力はもともと身体に備わる治癒力であり、生き抜く力とも言えます。
日々の腸、口内、皮膚の育菌で、わが子やご自身のために「ウイルスに負けない強い身体」を作りましょう。

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